ライブを見るべくZepp東京へ。客としてZeppに行くのは初めて(たぶん)なので、入り口が分からず、しばしウロウロ。どうやら正面の真裏にいたらしい。入り口の方へ軽快に走って、俺の背丈ほどの柵を軽く飛び越える.....つもりが足が引っかかってドスンと肩から落ちる。そこにはバインファンがいっぱい。耳まで真っ赤になりながらも、すました顔で足早に受付へ。どうやら俺だとは気付かれてないようだ。ほっとして受付を抜け、楽屋に直行すると...メンバーはもうワイン飲んでやがった。西川君に勧められるまま俺も頂く。メーカーの偉い人からの差し入れらしく、うまいワインやったな。メンバーにエールを送って客席へ。そして開演。
肝心の内容は...ここ数年見て来た中で一番良かった。演奏、歌、曲選は相変わらず素晴らしかったのだが、何よりも、曲間の沈黙が全く気にならない。田中君を始めとするメンバーが立ってるだけで間が持つんよね。予定調和のコール&レスポンスなんてなくてもライブとして成立していた。今の日本音楽シーンで、堂々とこのスタイルを貫いてるバインはやっぱスゲエな。
ついでに、「blueback」と「空の向こうから」をやってくれたのは、嬉しかったな。自分の曲がまだ生きてるって感じ。
ライブ終了後、例のごとく打ち上げへ。西川君だけは帰宅。相変わらずマイペースやね。
他のメンバー、スタッフと朝まで痛飲。よく喋り、よく飲んだ。ほとんど下らない話ばかりしていたが、田中君とウィルコっていうバンドの話をしている時、ヤツの音楽に向き合う姿勢が垣間見えて、不覚ながら一瞬尊敬してしまった。まあ、ベロベロに酔っぱらっててロレツ回ってなかったけどね(笑)
気付けば6時半、さすがにここで解散。亀ちゃんはいつの間にか寝てた。金やん高野さんは最後まで元気やったな。恐るべき40代。
みんなを見送って、フラフラ歩いて帰りながら、俺もがんばろうと改めて思ったのでした。
Dropのライブが決まりました。1/19下北沢club Queです。詳細はしばしお待ちを。
■チケット予約はdrop623@hotmail.co.jp